2007年05月20日

博士の愛した数式

博士の愛した数式やってましたね。昨夜。
我が姉上はアンチ深津絵里なので観ながらうだうだ言ってましたが。
そんなに嫌いなら観なければいいのに。


映画は家族で観にいく予定だったのに、なぜか流れたこの作品。

正直小説のほうが好みです。

難しいところですね。

以下はネタバレです。
昨日録画して、まだ観てないんだようコンチクショウなお方は見ない方が得策かと思われます。


小説と何が違うかって言うと、まずは語り部。
小説では家政婦が完全に語り部なのに対して、映画ではその息子、√(ルート)が語り部。
数学教師になった√が、第一回目の授業で博士について語りだす、というものです。

√が微妙なボケをかまして、生徒たちが笑っているシーンが、どうにも私にはホワイトキックで…。
ホワイトキックっていって伝わるんでしょうか。
まぁ良いや。

あと、映画と小説ってことで、やっぱり映画はすべて台詞になってしまうところが難しいところではないでしょうか。
小説では、心の中で思っていることを丁寧に描写できますけど、映画じゃそれを台詞と演技(だけ?)で表現しなくちゃいけない感じ。
技巧を駆使しないといけなさそう。

後もうひとつは、イメージの違いってやつでしょうか。
先に小説を読んでいたから、何から何まである程度のイメージがあるんですよ。
博士はこんな顔だとか、博士の部屋はこんな感じだとか。
だけれども、映画の博士は見るからにハンサムだし、背は高いし、髪の毛は白髪じゃなくてロマンスグレーだし。
なぁんか違う。
イメージにあってたのは少年√だけなんですよ。私の場合。
だから、どうしても違和感があったんでしょうね…。

イメージといえば、一番イメージが違ったのが、光。
読んだ後この小説で思い描いたカラーは、黄金色でした。
絵画の中の、柔らかな光に包まれた小麦畑のような色。見たことないけど。
それがイメージだったんですよね。
だけど映画の中での光は、海に反射するキラキラ。
学校の横が海って言うぶっちゃけどこの田舎だよって感じのところ。
最初のほうにそのシーンが来てしまって、イメージカラーとずれがあって。

むーん…。って気持ちになりましたね。

あと、台詞の位置も気になったり。

「えー!!ここでその台詞言っちゃう??」

みたいな。

あれですよ。

「義弟はあなた達のことを覚えることは決してありません。
 しかし、私のことは一生忘れません。」

ってやつ。

そこじゃあかんねん!!
そこじゃただの嫌味やねん!!

って気持ちになりました。
ずーん…。

ま、一部寝ちゃってたんで、重要なところを見逃している可能性も高いのですが(汗)


そして小説を読み返して思ったこと。

あの本を読んで一番感動するのは、たぶん一回目。
というか単に私がそうだっただけですが。

読み返して、先がわかっているからなんとなく、ホントになんとなくなんだけれど、胸がキューン(笑っとけ)ってところが減ってた気がします。

一回目はまぶしい光のようなものを感じたのに、今回読み返すと、光はまぶしくなかった。

ちょっと落ち込む。
すごく心に染み入るんですけれどね。

カードのところとか。





あうー。







映画だけじゃなくて小説を読んでほしい一品。
posted by み〜ほ at 22:31| 兵庫 ☀| Comment(0) | 好き嫌い | 更新情報をチェックする
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